豪雪地帯珍道中・前編
今回の記事は、写真はおまけ程度に見ていただいて
旅日記をメインで読んでいただけると幸いです。
いい写真は撮れなかったものの、この一日のドタバタは忘れられない思い出なので・・・。
かなり長文です。




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昨年、金剛山に雪景色を撮りに行きましたが、
もっともっと雪景色を撮りたーい!!と思い、出かけたのが滋賀県の木ノ本・余呉の辺り。

雪のためによく新幹線が止まる米原よりも更に北。
豪雪地帯であります。

行った日の前日に大雪が降ったらしく、1m以上の積雪があるとのこと。
これは確実に雪景色が撮れるぞ~!とワクワクして出かけました。

私の車はノーマルタイヤなので、今回は電車で行きました。
片道3時間の長~い電車の旅を終え、木ノ本駅に降り立つと予想通り一面真っ白!


事前に撮りたい場所をいろいろ調べていて、
まず最初に行こうと思ったのがあるお寺。
登山道を一時間ぐらい登らないといけない山寺。
調べると、バス停からすぐ登山口があるということだったので、
駅からバスに乗り、そのバス停で下車。


降り立つと・・・・

1.
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猛吹雪!!
周りを見回しても、人もいないし、登山口らしき場所が見当たらない!

登山口は一体どこだろうと車道の端をトボトボ歩き始めました。



20分ぐらい歩きましたが、延々と一本の国道が続くだけで、何も見当たらない。
ついには、次のバス停まで歩いてきてしまっていました。
バスの時刻を見ると、一時間後まで来ない・・・。

こりゃダメだ・・・と、やむなくタクシーを呼びました。

寒空の下、待つこと10分。
タクシーがやってきました。
サングラスをかけた、ちょっと強面の運転手さん。
駅でもらった観光地図を見せて、「このお寺に行きたいんですけど・・・」と言うと

運転手(以下「運」) 「このお寺は・・・山の上だから車では行けないよ」

私 「はい、登山口まで行ってくれたら自分で登っていきますので」

運 「え~?すごく雪が積もってるんやで?登るの大変やぞ~」

私 「アイゼンも持ってきましたし、装備も万全なので大丈夫です!」

運 「・・・・おっちゃん、心配やな~。出来ればやめておいてほしいけど・・・」

そう言って、渋々登山口まで運転してくれました。
結局、あのバス停の近くにも登山口はあったらしいのですが、
もう一つの登山口を紹介してくれました。

運 「はい、到着!あそこから登っていくんやで」

運転手さんが指さすところを見ても、深く雪が積もっていて、何もわかりません。

私 「え・・・えーと・・・どこですか?」

運 「ほら、あそこ。少しくぼんでるところがあるやろ?あれが道やねん」

・・・確かに、わずかにくぼみは確認できましたが・・・・
誰も足を踏み入れていないため、1mぐらい深く雪が積もって、もはや道ではなくなっています。


運 「そこからずーっと登っていくんやけど、足跡もないし、雪に足がはまって歩くの大変やで?
   今の時期、入っていくのは猟師ぐらいやで。道もわからないぐらい雪が積もってるしな~」

その話を聞いて、これは危険だ・・・と思ったので、やめることにしました。
遭難したら大変ですもんね。
やる気満々でしたが、予想以上の雪深さに断念しました。

私 「や・・・やっぱりやめておきます」

運 「うん、そのほうがええよ~」


そして、タクシーの車内で、運転手さんに次の行き先を相談しました。
観光地図を見ると、紅葉で有名な鶏足寺を発見。
しかも「雪景色も格別です」との紹介文が・・・。


私 「鶏足寺はどうですか?」

運 「あー、ここやったら大丈夫ちゃうかな?ここ行ってみるか?」

私 「はい、行く途中で他におすすめのところがあれば教えてください」


というわけで、鶏足寺を目指すことに。
車道は除雪されていて、スイスイ進みました。
どんどん奥まった細い道に入っていくと、途中で、水車小屋を発見!
その先の道は細くて車は通れないとのこと。
水車小屋から鶏足寺まで歩いていけるというので、そこで下ろしてもらいました。
運転手さんはお寺までの道を「この道が雪でふさがってたら、こっちの道が行けるはずだから」と何通りも教えてくれました。


誰もいない集落を歩いていきました。(ちなみにその水車小屋の写真はうまく撮れなかったので割愛)
2.
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3.
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懐かしい看板・・・



4.
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・・・と、ここまでは何とか歩けたのですが、
途中にあった橋で大変な目に・・・。

まったく除雪されておらず、踏み固められてもおらず、まっさらな雪が積もっていました。
足を踏み入れると、ズボーッ!!と勢いよく腰まで嵌りました!
何とか橋の欄干につかまりながら、足を出そうとしますが、
もう片方の足も同様に嵌るので、踏ん張れないんですよね。

誰も通らないので、助けてもらうこともできず、
ほんの5mぐらいを進むだけで20分ぐらいかかりました・・・・。

そんな必死の状況の中で撮ったのがこれ。

5.
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6.
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雪国の人って本当に大変だろうな~と実感しました!
少し出かけるのも一苦労ですね!


なんとか、橋を突破し、鶏足寺の方向へ。
「鶏足寺はここを右折」という看板を発見!
しかし・・・・


7.
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ど、どこを右折すれば・・・!?
道があるはずのところに、道がない!

恐る恐る、ここが道かな~?というところに足を踏み入れると、
また腰までズボッと嵌りました・・・・。
お寺は遙か向こうのようです。
雪が積もっていないときなら徒歩で10分ぐらいだそうですが、
この雪で歩いていったら何時間かかるか・・・。


引き返して、別のルートで行くことにしました。

後編につづく・・・

[撮影日 2010年1月9日]

[使用レンズ]
EF24-105F4L IS USM






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by shakasha19 | 2010-01-26 12:07 | 滋賀
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